病名は自分を閉じ込める鎖ではない。自分を知るための道具
どうも丸山です。おめでとうございます。「病名は道具」です。
「対人恐怖症」「自閉症スペクトラム」「双極性障害」「うつ病」……。
精神的な病名は先人の数だけ無数にありますよね。
本来病名とは「自分を閉じ込めるためのもの」ではなく「自分自身を深く知るためのツール」です。
今回はもし仮に該当する病名があるまたはありそうな場合、どう活用していくべきかについてお話しします。
1. 病名は状態のガイドマップ
病名というものは決してあなたを縛るためのレッテルではありません。先人たちが発見して定義してくれた「人間のとある状態」を指す呼称にすぎません。
「今、自分はこういう状態にあるんだ」ということを客観的に理解するために名前をつけて残してくれた知恵の結晶とも言えます。自分自身の今の状況を説明してくれる単語がすでに存在しているということは自分の状態を理解する大きな手助けになります。
2. 殻に閉じこもるための盾にしない
病名を自分を守るための盾にして周囲とのコミュニケーションを断絶してしまうのは賢明な判断とは言えません。
病名を盾にすることで周囲からは「大変ですね」「大丈夫ですか」といったいたわりの言葉をかけられるかもしれません。しかし、そうした言葉には一定の哀れみが含まれていることも事実です。他人はあなたの状態を100%理解することはできません。結局は他人事です。
病名を理由にふさぎ込んでいても現実が変わることはありません。病名を逃げるための理由ではなく、現状を把握するための道具として活用することが大切です。
3. 本当の意味で自分を理解できるのは自分だけ
優しい言葉をかけてくれる人はたくさんいますがあなたのことを本当の意味で分かってあげられるのはあなたしかいません。
自分を理解するための材料=病名という名の道具はすでにあなたの手の中にあります。その道具を使って自分を客観的に見ることができれば自分は今どういう状況に置かれているのかを自分の視点から理解できるようになります。
繰り返しになりますが自分自身の扱い方を知る絶好の機会なのです。
4. 変化を恐れず認知することから始める
もちろん、すぐに前向きになれと言われても難しいことは分かります。私自身もかつてうつ状態を経験した身として簡単に言えることではないと理解しています。
そのうえであえて言いますが、主張できるうちに自分自身と向き合うことをお勧めします。誰にも話せなくなり自分の状態に諦めてフェードアウトしてしまう前に病名という道具を使って自己認知を進めてみてください。
病名を知ることは決してあなたを否定することではありません。むしろ今の自分を理解してこれからどう接していくかを考えるためのスタート地点なのです。
まとめ
今回の話は決して今のあなたを批判するためのものではありません。そこに至るまでに言葉では言い尽くせない苦労があったことでしょう。
ただ、もしあなたが病名という言葉に縛られて動けなくなっているのなら「これは自分を知るための便利な道具なんだ」と少しだけ視点を変えてみてください。その小さな気づきが新しいコミュニケーションの始まりになるはずです。
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ありがとうございました。


