「みんなやってるのになんでやらない?」:2つの視点から考える集団心理



どうも丸山です。おめでとうございます。今回は「みんなやってるのになんでやらない?」という話です。大半の人が実行しているにもかかわらず、あなたはそれに参加しない状況で発生することですね。

このテーマを考える際に重要なのは2つの視点です。それは「みんなの側」(言う側)と「やらない側」(言われる側)です。どちらか一方の思惑だけを理解するのではなく、両方の意見を分かっておくことであなたがどちらの立場になったとしても自分と違う意見を受け入れることができるようになります。

どちらの主張も言っている本人からすれば正しいと信じているからこそのスタンスです。優劣や正解不正解を問う必要はありません。それぞれの側が何をどのように考えているのかを見ていきましょう。



1:マジョリティ(みんなの側)の視点と心理

「みんなやってるのに」と言う側は基本的にマジョリティ(多数派)にあたります。
ここで言う「みんな」とは仲間、コミュニティ内の人、またはある組織のメンバーなどを指します。企業組織であれば同じ部署、同じ役職、同じ職種、あるいは似たような社歴など何かしらの共通点を持つ集団を中の人たちを「みんな」と呼称する傾向にあります。

彼ら彼女らは同じ集団に属している人が「みんな」と異なる行動言動をすることが許せません。時としてナショナリズム大爆発により感情剥き出しで言い寄ってくることもあります。一部の人がやらないという状況に対して異議を唱えます。

もっと言うとみんなの側は集団洗脳にかかっています。いわゆるヒプノーシス状態です。それに気づかずに発言をしている場合もあります。組織に所属しているならば組織のルールに従うのが当然だろうという考え方があります。組織内で決めたルールに従わない人に対して「なぜあなただけ言うことを聞かないのか」という思いを持つかもしれません。この背景には「和をもって尊しとなす」といった集団の調和を重視する思想が悪い方へと影響してしまっていますね。

自分と違う意見や考え方に対して本能的に反感反論を覚えることがあります。もしやらない側の気持ちを理解できないと結託して仲間外れや村八分にしたりといった行動に出るかもしれません。

やらない側の人のことを「ちょっとおかしい人」「変な人」と位置づけてスケープゴートとして利用しようとすることもあり得ます。数の暴力です。恐ろしいですね。



2:マイノリティ(やらない側)の視点と理由

「なんでやらない?」と言われる側は個人であることが多いです。だからこそ孤軍奮闘の武器として、もしくは個人で活動している人の気持ちを理解するためにやらない側の動機を箇条書きで見ていきましょう。

やらない側が考えていることは様々です。

  • 単純にみんながやっていることをやりたくないと感じている
  • 誰かの言うことを聞きたいと思っていない
  • 組織にルールがあったとしても自分の意思で決めたいという強い思いがある
  • 群れるのが好きではない
  • 誰かがやるならやる人がやったらいいと考えている
  • その組織からの離脱を考えている


といったところです。

ちなみに私個人は基本的にやらない側です。一度きりの人生で誰かが決めたルールに従って生きるのは面白くないです。我が強く自分勝手な人間であると自覚しています。そのため「なんでやらない」という言葉を再三言われてきた経験があるのでバイアスかかってます。すいません。



3:対立を乗り越えるために

今後「みんなやってるのになんでやらないんだ」という状況に直面した場合どのように対応すれば良いのでしょうか。2点あります。

1. 決めつけの回避と理解

自分と違う考えを持っている相手を「間違いだ」「敵だ」と一方的に決めつけるべきではありません。

やらない側にも「何か考えがあるのだろうな」という視点でお互いに歩み寄ることが大切です。どのような経緯でその行動を取るに至ったのか、相手は何を考えているのか。お互いに話し合ってみることで歩み寄れる可能性があります。

2. 視点を高める重要性

どちらの意見にもその立場に立つ人にとっては正しさがあります。いずれが合っている間違っているという結論を出すのではなく両方の側からの視点を知っておくことです。

自分と異なる考えを持つ相手を突き放して問題から逃げるのは簡単ですが、それでは人格が成長せずに魂が磨かれていきません。現象が起こった際にいずれの視点からも物事を考えられるような視野を高めていく意識を持つことで視点が広まっていきます。



まとめ

このテーマは社会や組織における普遍的な対立構造を示しています。みんなの側には集団のルール順守と調和を求める心理があり、やらない側には個人の意思や独立性を尊重したいという強い思いがあります。

どちらの立場も一理あると認識して一方を敵視するのではなく「何か考えがあるはずだ」と想像力を働かせることが対立を乗り越え人間的な成長を遂げるための鍵となります。



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ありがとうございました。


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