【知っておくと役立つ】根回しの現実とその進め方



どうも丸山です。今回は「根回し」という話です。
根回しと聞いてどんなイメージをしますか?上手くやりたい、小賢しくて好きではない、よくわからない、などなど様々なイメージがあるかと思います。私たちの身近な出来事やビジネスの現場にも存在していますよね。その実態と必要に迫られた場合にどのように考え進めるべきかについて深掘りします。

1.根回しとは何か? 一般的なイメージとその実態

「根回し」とは、一般的には事前に口裏を合わせたり意思疎通を図っておいたりすることを指します。

こう聞くと、「あまり好ましくない」「陰湿」「人の裏をかくためにやる」といったネガティブなイメージを抱くことが多いかもしれません。

確かに本来であれば堂々と生きるべきでありこのような行為は推奨されるものではありません。正当性のないやり方だと感じる人もいるでしょう。

とはいえ現実社会では残念ながら根回しのような行為が存在することもまた事実です。

やるかやらないかは別にしても知っておくことが現実世界を渡り歩く上で役立つこともあります。

2.根回しの二面性:「良い根回し」と「悪い根回し」

この「根回し」には二つの側面があります。それは「良い根回し」と「悪い根回し」です。

以下説明となります。

  • 良い根回し相手を喜ばせるために行われるものです。例えば誕生日や結婚式のお祝い、サプライズやプレゼントなどがこれにあたります。主役である対象者には知らせずに関係者間で事前に打ち合わせをして準備を進めます。相手を想い、喜ばせたいという純粋な気持ちから行われる根回しです。
  • 悪い根回し自己の利益や自己防衛のために行われるものです。 例えば対象者を除いて手柄を分配しようとしたり自分のことだけを考えて相手を説得するために口裏を合わせたり、自分に不利益が及ばないように先手を打ったりする行為です。出し抜くといった表現ですかね。人との関係性においてある種の「バイオレンス」や「サスペンス」のような側面を持つ場合に当てはまります。

    二つに分けましたが必ずしも悪い根回しがダメということでもありません。何故でしょうか?

3.なぜ「悪い根回し」が必要になる状況があるのか?

本来は推奨されない「悪い根回し」ですが、なぜこのような行為が必要になる状況が発生するのでしょうか。それはあなた自身に不利益が及ぶ可能性があると懸念されることがあるからです。言い換えればあなたが「カウンターを受ける」「やり込められる」など不利な状況に置かれることが予想される場合です。

このような状況はあなたと相手の二者間だけで完結する出来事ではなく3人以上が関わる状況で発生しやすいと言えます。ビジネスの現場(組織内)、政治、さらには家族間や友人関係など様々な人間関係の中で起こり得ます。どうしてもそのような状況を乗り越えなければならない場合や、追い込まれて自分自身の身を守るためにはたとえダーティーな手段であっても知っておくことがいざという時の対策となり得ます。

4.悪い根回しを効率的に進めるための鍵:関わる人物の洗い出し

もしあなたが「悪い根回し」をする必要に迫られたとします。そのような状況で効率よく円滑に根回しを進めるためには何を考えれば良いのでしょうか。

その鍵となるのは出来事に携わる全ての人物を洗い出すことです。

これはあなたと目の前の相手という二者関係だけでなくその出来事に関わる全ての関係者、つまりあなた、根回しの対象となる人物、そしてその他の関係者すべてを明確にリストアップするということです。

なぜ人物を洗い出す必要があるのでしょうか? それは誰に根回しをすべきなのか対象者以外の誰に何を話せばいいのか、さらには人物相互の相関関係(あの人とこの人はどういう関係性かなど)はどうなっているのか、を知るためです。
数学は式が無いと解が出せないように、根回しにも式がないと解が出ないのでこういったことを思考するということですね。

5.人物洗い出しから実行までの具体的な手順

人物を洗い出したら(=式を作ったら)次に具体的に何をすべきかが見えてきます。

  1. 関係者リストの作成: 出来事に関わる全ての人(あなたを含む)をリストアップします。
  2. 相関関係の把握: リストアップした人物同士の関係性(誰が誰に対してどう影響力を持つか、どのような利害関係があるか)を理解します。
  3. 根回し相手と内容の決定: 上記を踏まえて自分の目的を達成するために、誰に、何を、どのように話すかを具体的に計画します。例えば対象者に知られないように顧客や上司と連絡を取る、部下に情報を渡して他の関係者に働きかけてもらう、といった具体的な行動を考えます。
  4. 順次実行: 計画に従って関係者に対して順次働きかけを行います。

このプロセスを通じて誰に何を伝えるべきか、どのように口裏を合わせるか、といったことが明確になり根回しを完遂しやすくなります。ドラマや映像コンテンツでこのようなシチュエーションが描かれることが多いのは現実にもこうした出来事が存在するためです。

6.根回しは推奨されるべきか?

元も子もありませんが本来はしない方が良いです。する必要のない生き方が目指すべきところではあります。とはいえ通過点として現実世界を生きる上であなた自身の身を守るために追い込まれた状況で活用する技術として知っておくことは有効です。

あなたが出来る知っていることをもし仮に他人がやっていたら察知することができます。「あ、あの人根回しに奔走しているな」と判断することができるわけです。知っておくことは無駄ではないですよね。

そしてもしあなたがやむを得ず根回しをする場合は極力他人に迷惑をかけないようにこの手順を実行して身を守ってください。

まとめ

「根回し」はネガティブなイメージが先行しがちですが、目的によっては相手を喜ばせるための素晴らしい手段にもなり得ます。また、現実の厳しい状況であなた自身の身を守るための技術としてそのやり方を知っておくことも現実世界を渡り歩く上で役立つことがあるかもしれません。

推奨されるべき行いではないですが世の中にはこのような側面も存在するということを理解しておくことは無駄ではないでしょう。

ありがとうございました。


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