妬みという感情 - なぜ人は妬むのか、どうすれば乗り越えられるのか?
どうも丸山です。今回は「妬み」という話です。
妬み、恨み、嫉みといった感情は相手を羨む気持ちの裏返しとも言えます。人間関係を築いていく上でこうした感情を抱いたり抱かれたりすることはあまり良い気分ではないですよね。
それでも普通に生きていれば一度くらいは誰かを羨んだり妬ましく思ったりした経験があるのではないでしょうか。私は若い頃は妬みの権化でした。妬ましいという感情は人との関係性を破壊するのに十分な感情です。掘り下げていきましょう。
1:なぜ人は妬むのか? 自分自身が確立していないと感じる時
なぜ人は誰かを見て妬むという感情を抱くのでしょうか。それは「自分には何も無いから」と思うことがあるからです。つまり自分という人間が確立していない状態です。やりたいこともない、何かを一生懸命取り組んだこともない、唯一できることといえば他人を妬むこと、そのような状況にあると感じる時に人は妬みの感情を抱きやすいのかもしれません。
世の中を見渡すと「あの人のほうが良い思いをしている」「この人のほうが幸せそうだ」というように自分以外の誰かを妬む、羨ましがる人がいるものです。今いる思考のステージ(物事の見方であり優劣ではない)によってはそのような人ばかりに見えることもあります。
とはいえ誰しも「妬みたくて妬む」という人はいないでしょう。何よりも自分自身の精神をすさませることになるからです。
2:妬みを乗り越えるための鍵は「この世にあなたは一人しかいない」
ではどうすれば妬まなくて済むようになるのでしょうか。仮にあなたが人を妬む羨ましがるということがあるのだとすればこの考えを心の深いところに持っておくことで他人を妬まなくなるなります。
それは「この世にあなたは一人しかいない」という真実です。
そんなことか、と思うかもしれませんがこれは非常に重要なことです。特技がある、他の人にはできないことができる、有能である、といったことは表面上に現れている一元的なものにすぎません。それらがあろうがなかろうがこの世にあなたは一人しかいないのです。個人を確立することにこれ以上の考えは不要です。
3:他人と比べても意味がない理由
あなたがやっていること、欲しいと思っているもの、やりたいと思っていることを他の人がやっていたとします。それはあなたにとってどれほど重要なことでしょうか。この世に一人しかいないあなたと妬む相手もまたこの世に一人しかいない存在です。同じではないのですから違って当然だと思いませんか。
あなたが相手とどう違っていようとも妬むことは一つもないのです。それぞれにそれぞれの人生がありますから、あなたはあなたの道を生きればいいのです。この世にたった一人しかいないあなたなのですから隣を見ても周りを見てもあなたと同じ人はいません。同時に私たちは同じ時間という概念の中を過ごしています。過去も未来もなく「今」という現在を過ごしているのです。そうした中で違う相手と比べて何になるでしょうか。何にもなりません。あなたの精神に負担をかけるだけなのです。
4:妬みの感情が湧いたときの具体的な対処法
もしあなたが他人を妬むことがあるのなら、妬みの感情が湧いた時や誰かを羨ましいと思った時にこのことを思い出してみてください。
「ああ、あの人羨ましいな。自分にできないことをこんなにやっているよ」と思ったとき「いやいや待て待て」と。「この世に自分はたった一人しかいないんだ。であれば相手が何をどうしようがいいじゃないか。私は私でいよう」 このように心の中で思う、あるいは声に出してみることで気分が浄化されていきます。
5:アファメーションの活用
妬みの気持ちが非常に強い場合は、毎朝このことを唱えるのも良い方法です。いわゆるアファメーション(肯定的な自己暗示)として自分自身に問いかけます。
例えば「私は他の人を妬みません。なぜならばこの世に私という人間はたった一人しかいないのですから他の人があれこれしようとも私は私の道を生きます。今日も生きていてよかった。素晴らしい」
というようなことですね。
初めてアファメーションというものを知った人は「宗教じみているな」「そんなこと言って何の意味があるんだよ」と思うかもしれません。これは実際にやってみると非常に実感が持てるものです。もし興味があればやってみるのは良いことです。ただ言うだけで人生が変わるきっかけになるのであればやらない方が損ですよね。
まとめ
妬ましいという感情が湧いたら「この世に自分はたった一人しかいない」という真実を思い出してください。相手がどうであろうと比べることに意味はありません。あなたはあなたの道を生きるそれが大切です。
ありがとうございました。


