コミュニケーションの極意?「結論は後か先か」の使い分け
どうも丸山です。今回は結論に関しての話です。コミュニケーションにおける「結論は後か先か」というテーマはよく議論されるポイントですよね。一般的には「話すときは結論から伝えなさい」と言われることが多いようです。本当にそうすべきなのでしょうか?考えてみましょう。
1:コミュニケーションの「結論は後か先か」問題
話すときや書くときに最も伝えたい結論を最初に持ってくるべきか、それとも最後に持ってくるべきか、悩んだ経験はありませんか?「結論から話せ」というアドバイスを聞くことも多く有効とされています。
とはいえコミュニケーションは様々な形で行われます。対面での会話だけでなくメールやチャット、手紙など文字を通じたやり取りも含まれます。これらの異なる形式のコミュニケーションにおいて「結論を先に伝える」というルールは常に最善なのでしょうか?そんなことはないですよね。全てのケースに当てはまることではないのでこの二元論はナンセンスです。必ずどちらかにしなければいけないということはないという前提で大まかに解説します。
2:対面コミュニケーションでは「結論から」がおすすめ
対面でのコミュニケーションの場合は基本的に結論から伝えるのが良いです。
理由としては対面コミュニケーションは双方向で行われることが多いですよね。相手も自分も同じ空間にいるため言葉だけでなく身振り手振りや顔の表情、体の動きといった非言語情報を使って伝えたいことのニュアンスを補足することができます。ということは結論は○○ですがまだ続きがありますということを示すこともできます。これらにより言葉だけで話が完結しないことを伝えられるからです。
例えば、買い物を頼まれて断る場面を考えてみましょう。「(買い物には)行きません」と最初に結論を伝えたとして、その後に表情や動きで「でも後なら行けます」「今すぐは無理だけど時間ができたら」といった言葉だけでは伝えきれない意図を示すことができます。これにより「ここで話が終わりではない」ということを相手に伝えることができるため、最初に結論を伝えても問題が少ないと考えられます。
3:対面以外では「結論は後」もアリ
一方対面以外のコミュニケーション、例えば文章やメール電話などの場合は最後に結論を持ってきた方が良いです。これらの形式は一時的に一方通行のコミュニケーションですよね。リアルタイムでリアクションは取れないはずです。メールを受け取った人はそのメールを読み終えてからでないと返信できません。
文字によるコミュニケーションでもし最初に結論が書かれていた場合、相手は結論だけを見てそれ以上読むのをやめてしまう可能性があります。読むのをやめるだけでなく返信すること自体をやめてしまうこともあり得ます。これは対面と異なり「これ以上読みたくないな」と思えば読むのをやめても良いからです。
そのため文章や文字でのやり取りでは理由などを先に述べてから、最後に結論を伝える。つまり後半の部分で「こういった理由で結論はこうです」と述べる方が相手に最後まで見てもらいやすいと考えられます。
4:「状況と人」による
元も子もないですが結論を先に言うか後に言うかはコミュニケーションの形式だけでなく、聞き手の特性にもよります。せっかちな人や急いでいる人であれば前置きはいいから早く結果や結論を知りたいと思うかもしれません。逆にゆっくり話したい人や急いでいない人は話の途中経過や背景を楽しむ人もいるでしょう。相手が誰かによって適切な伝え方が変わってくることもあります。
まとめ:迷った時の使い分けのヒント
結論を先に言うか後に言うかは常にどちらかが正しいというわけではありません。
そうは言っても毎回状況や人によって悩んでしまうとコミュニケーションに迷いが生じる可能性があります。そこで迷わないためのシンプルな指針として以下の使い分けをすると良いです。
- 対面でのコミュニケーション(双方向が前提):結論を先に言う
- 対面以外のコミュニケーション(相手がいつでもコミュニケーションを中断できる状態):結論を後に言う
このように大まかなルールを決めておくことでコミュニケーションの際に迷いが少なくなるでしょう。
コミュニケーションの形式や相手に合わせて「結論は先か後か」を使い分けることがよりスムーズで効果的なやり取りにつながっていきます。
ありがとうございました。


